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すみれ通信 SUMIRE

すみれ通信2018年3月号

3月になりました。まだまだ寒い日が続いていますが、少しずつ日も長くなってきました。そろそろ紫外線対策に気をつけ始めたい季節ですね。

今、日本は美白ブーム!ドラッグストアに行けば、美白化粧品やサプリメントなど、様々な美白関連商品が並んでいます。では、一体いつからこんなに美白が注目されるようになったのでしょうか?

美白の歴史は、およそ1400年以上前の飛鳥・奈良時代から。仏教とともに白粉化粧が伝わり、白い肌は上流階級の「ステータス」となっていったのです。時代が経て江戸時代になると、白い肌は貴族だけのものだけでなくなりました。「色の白いは七難隠す」として町民の「おしゃれ」として広がっていったそうです。美白にこんなに歴史があったとは驚きですね!

さて、お肌の美白には気を遣っている人も多いと思いますが、歯のくすみや黄ばみはそのままにしていませんか?歯が白くなると、男女問わず清潔感が出るだけでなく、口もとが上品に若々しく見え、お顔の印象も明るくなります。これからの3月4月、卒業式や入学式、入社式などイベントが増える時期です。素敵な白い歯で迎えてみませんか?

 

ホワイトニングで口元美人を目指そう!

世界三大美女の一人、楊貴妃。その楊貴妃を偲んだ明眸皓歯(めいぼうこうし)という詩があります。美しく澄んだひとみと白く整った歯という意味です。

今も昔も白い歯は美人の条件。審美歯科の技術がない昔は、歯を白くする術はありませんでしたが、今はホワイトニングで安全に、そして簡単に歯を白くすることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

★歯の変色の原因には2種類ある

歯の着色の原因には、外因性の変色と内因性の変色の2種類があります。外因性は主にステインによるもので、PMTCなどのお口のクリーニングで改善することができます。内因性の変色には原因物質が歯に取り込まれることによる場合と、加齢によってエナメル質の透明度が上がり、黄色い象牙質が透過してみえる場合とがあります。改善するためにはホワイトニングが必要です。

 

 

★市販のホワイトニングやホワイトニングサロンでは歯が白くならない!?

薬局やスーパーに行くと、沢山の「ホワイトニング」と名のついた歯磨き粉等が売られています。実は、これらは外因性変色の原因であるステインを落とす効果はありますが、歯本来の色を白くする作用はありません。日本の薬事法では、市販品への歯の漂白剤の配合は認められていないからです。

 

 

★どうやって歯が白くなるの?安全なの?

ホワイトニングとは、医療用の専用漂白剤で歯を漂白する方法です。歯を傷つけることなく、歯の中にある色素を分解して明るさを上げて白くしていきます。歯科医院で使用する薬品は、シェードガイド(図のような歯の色をみる指標)で5段階から7段階白くすることができます。

ホワイトニングにはオフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングの2種類があります。

・オフィスホワイトニング・・・歯科医院で歯科衛生士に行ってもらうホワイトニングです。歯に専用の薬剤を塗布し、レーザーや光を当てて白くします。短時間で歯を白くすることができます。

・ホームホワイトニング・・・ホームホワイトニングは、歯科医院で個人の歯形に合わせたマウスピースを作り、自宅でホワイトニングジェルを流し込んだマウスピースを装着して、自分で歯を白くしていく方法です。時間はかかりますが、オフィスホワイトニングより白さが増し、持続期間も長いという特徴があります。

ホワイトニング剤の主成分は過酸化水素です。過酸化水素は知覚過敏をおこしたり歯質に影響を与えるので歯科医院でしか取り扱えません。歯科医院ではポリリン酸ホワイトニングにも過酸化水素を含んだ薬剤を使いますので着実に歯が白くなります。この過酸化水素には歯周病菌や虫歯菌に対する殺菌作用があり、ホワイトニング後は歯を強くするフッ素が浸透しやすいとも言われています。まずは、お気軽にご相談、カウンセリングにお越しください。